フライヤーの一言でいってもその用途によってサイズを適切なものにする必要があります。音楽関係のフライヤーにしてもライブハウスやクラブでのイベント告知などは毎日のように他の新たなフライヤーなどと並び、その何十枚もあるフライヤーの中から持ち帰ってもらうため極力かさばらずに持ち帰られるようなA5サイズ以下での展開が多いです。逆にクラシックやオペラなどのコンサートはじっくりと情報を伝えた上で足を運ぶかを決める場合が多いのでA4サイズくらいで表面に主要な情報、裏面に詳細やプロフィールなどをのせる事が多いです。ただしA4サイズのフライヤーの場合持ち帰るには折って鞄やポケットに入れるというなんでもないような一手間が加わりますが、持ち帰る人は無意識にその手間が面倒に感じるためにフライヤーを手に取らずに去ってしまう事もあるのです。ですのでどれくらいのサイズがよいのかその内容ともって帰る人たちをリサーチして適切なサイズでの制作をしなければなりません。